エステで肌が尋常じゃなく弱い事が判明 アスペと自己免疫疾患
2時間で14000円也
夏休みの旅行で人生4度めのエステに行ってきました。
シュノーケリング後の日焼け後の対処として鎮静効果のあるフェイスパックとついでに上半身マッサージのコース、合わせて2時間で14000円也をホテル内のサロンで受けてきたのであります。
普段は化粧も薄いし、エステ通いなんてガラじゃないんですが、もう30過ぎてるのでさすがに日焼け後はお手入れをしなければと思いまして。
背中が真っ赤に
エステは上半身マッサージからスタートしました。
ところが開始から5分くらい、気持ち良いかなと思い始めた頃にお姉さんの手が止まりました。
どうしたのかと聞いてみるとマッサージした背中の左側だけ赤くなってしまったとのことで、鏡を見に行くとたしかに結構赤くなっていました。少し熱を持っている感覚もありました。
もともと肌が弱くてちょっといじるだけで赤くなってしまう体質ですがだいたいしばらくすれば収まるし、滅多にないエステを中断するのも悔しかったのでそのまま続けてもらいました。もちろん優しめで。
ラッシュガードを着ていて背中はほぼ焼けてなかったのですが、ちょっとの日焼けプラス摩擦で余計に敏感だったのでしょう。
未だかつてみた事がない肌の弱さ
お姉さんいわく、長年マッサージをして来てこんなにすぐに、こんなにひどく赤くなってしまうのは私が初めてだそうです。
それから皮膚の温度が高いそうです。
肌さえも普通じゃないのね、私。
どおりで普段から化粧品、服、靴、色々選ぶのが大変なわけだ。
ボディマッサージの後のフェイスコースについても敏感肌用に急遽切り替えていただきましたが、それでも帰宅後に少し赤くなってしまってショックでした。
アスペと自己免疫疾患
この事がきっかけでふと思い出しました。アスペルガーを含む自閉症スペクトラムは一種の自己免疫疾患と考える人もいるそうなんです。
炎症を起こしやすくアトピーやアレルギーも多いのだとか。
実は18の頃、全身性エリテマトーデスという自己免疫疾患の難病と診断された事がありました。(障害手帳の発行は将来を考えて辞めてしまいました)
10年後に病院に行ったら数値が戻っていて全身性エリテマトーデスではないと同じ医者に言われましたが、いずれにしても私もまさに自己免疫機能がかなり怪しい人間なのです。喘息や花粉症もあったしね。
そんなわけで今回もエステのお姉さんが驚くくらい肌がすぐ真っ赤になったんですね、きっと。
自転車に乗るだけで二の腕に炎症
もう一つ思い出しました。
向精神薬を飲む前の高校生の頃なのでこれも薬の副作用や離脱症状とは無関係です。
当時、自転車通学で片道45分ほど坂の多い道を毎日猛ダッシュしていたのですが、その自転車の振動だけで二の腕や太ももなど皮膚の弱いところが赤くなっていたのです。
やはり熱を持って少し痛痒い感じで明らかに炎症を起こしていました。
ツベルクリン反応がいつも激しいのも、タンパク尿が子供の頃から時々出るのも免疫関係から来ているのかもしれません。
アスペは身体的な障害を伴うことも多い
私の身体って昔から思うように器用に動かないし、こんな風に過敏だったり弱かったりします。音にさえみんなより敏感でやっぱり全身がなんかおかしいです。
疲れやすさとかも炎症から来るのかな。
見た感じは五体満足だけど皮膚、筋肉、内臓、感覚、ふにゃふにゃの弱々ばかりです。
アスペルガー(自閉症スペクトラム)は脳の機能障害ですから、いわゆる「空気が読めない」だけではなく、こんな風に自己免疫疾患や運動障害、感覚過敏など身体そのものにも様々な弱さ・不便さを持つ人も多いのです。
この事がもっと世間に広く知られる事を願っています。