Kaien(発達障害者就労支援移行サービス) てどんな人が通ってるの?【大人の発達障害・アスペ女子の実体験】
障害者福祉施設ってなんだか抵抗ありますよね‥。大人になってから障害の診断を受けた方は馴染みがないので同じように感じる人がいると思います。
私は大人になってアスペルガーの診断を受けてから、発達障害者の就職をサポートしてくれるKaien(カイエン)に通っていました。これも1つの障害者福祉施設です。
障害者っていうと叫び声を上げたり、いきなり発狂して刺されるんじゃないかとか、暴力を振るわれるんじゃないかとか、そんなイメージがあってKaienに行く前、実はすごく怖かったんです。
あと、訓練内容が小学校レベルだったりしてとか‥。仲良くなれる人なんていないんじゃないかと。
今考えるとひどい偏見です。自分も診断うけてるのにね!
実際は誰も叫んだり暴力なんて振るわないですから全然怖く無いですよ、安心してください!
むしろ、不器用でドラえもんに出てくるのび太くんがいっぱいいるみたいな感じです。。平和です。あ、電車好きとかゲーム好きとかオタクは多いよ!
社会人経験の無い人が2.3割、社会人経験のある人が7.8割くらい。私が通っていたところは軽度知的障害の子もいたけれど、早稲田卒とか高学歴の人もいるしでいろんなIQの人が一緒に訓練を受けていて訓練も色んなレベルの人が受けられるようになっていました。
障害枠での就労を考えている人が多かったですが、一般枠での就労を考えいる人もいました。
性別は男性が8割、女性が2割。男性は平均年齢26くらい、女性は平均年齢30くらいかなあー。
驚いたのはパソコンにめちゃくちゃ詳しい人が結構いたことで、パソコン初心者の私はみんなに一から教えてもらって大変ありがたかったです。
まあ、みんなコミュニケーションが下手なのでグループワークで腹が立つことはちょくちょくありましたけどね‥。
でもいじめられた経験があって他人の痛みがわかる優しいハートの持ち主が多かったり、嘘が苦手で素直だったりと、健常者の社会より温かさを感じる事も多かったです。
Kaienを卒業して2年近く経ちますが、お付き合いが続いてる女友達もいます。
という事で、私みたいに変な妄想に怯えているあなた、そこは大丈夫ですよ。