私が薬を辞めた理由
私、かつては薬無しでは不安で外出が出来ないくらい薬に頼っていました。カバンの中にはいつも抗不安薬。特にレキソタンという薬に頼っていて旅行に行く時も欠かさなかったし、地震用の非常持ち出し袋にも常にストックを入れていました。
睡眠薬も無しでは眠れないんじゃないかと思ってました。
いつもラムネのようにパクパクたくさん飲んでいた様々な薬。
こんな状態からなぜ薬を断つ決心をしたのか‥‥
答えはシンプル、結婚して子供が欲しいと考えていたからです。
色々な意見があるでしょうが、私は子供への薬の影響が心配だったので後悔したくなくて完全に薬を絶とうと決断しました。
子供を持つことについては当時、「結婚したら子供でしょ!」と親族からしつこく言われていたし、友達も子供を持つ人が増え始めていたこともあって、自分も持つべきだと思い込んでいて、焦っていました。
高齢出産にはなりたくないから遅くても31くらいまでには完全に断薬をして32か33で産んで‥てな感じで頭の中で計画を立てていました。
でも結局薬を辞めた後でアスペルガーって診断されてしまい‥。遺伝の事を考え子供を持つことについては今も保留になっております。。
こんなに体調崩しながら頑張ったのに、とほほです。人生は計画通りに行かないね!
もし子供の事を考えてなかったら薬を止めるなんて決心できなかったかも。
でも薬を辞めた事に後悔は無いですよ!
薬を飲んでいた当時の日記を読み返してみても不安や緊張が無くなるという事は無かったし、むしろ今以上に息苦しいと感じていました。
さらにメンタルの薬を飲んでいる事に対する後ろめたさ、薬で仕事中にウトウトしてしまったり遅刻しがちになっていたことに対する後ろめたさも感じてました。苦しい、自分は社会人として失格だ、と度々書いていましたし。。。
うむむ。暗い。
実はすでに身体も徐々に弱ってましたし、薬の服用は私にとっては本当に刹那的な対処でしかなかったと感じています。